【GP2】 佐藤公哉、イタリア大会で自己最高位
今大会では苦戦を強いられた佐藤公哉だが、自己最高位を記録した。
佐藤公哉は、9月5日(金)から7日(日)にかけて、F1イタリアGPと並行してモンツァ・サーキットで開催されたGP2シリーズ第9大会に参戦した。
佐藤はカンポス・レーシングからエントリーし、練習走行ではセットアップがうまくいかず、また予選ではマシン・トラブルや進路妨害にあうなど苦戦。予選後にエンジン交換を行うことになった。
6日(土)に行われたレース1では、13番グリッドからスタート。佐藤はスタートで順位を落とすも、すぐに挽回。さらなる浮上を目指したが、前方の2台のマシンのバトルに巻き込まれて接触。
マシンに大きなダメージを受け、無念のリタイアとなってしまった。また、佐藤には5グリッド降格と2ペナルティ・ポイントが科せられることになった。
7日のレース2では、ペナルティによりピットレーンからのスタートに。さらに1周目の終了直前に複数個所で事故が発生してセーフティ・カーが導入されたが、佐藤はこれに巻き込まれることもなく18番手に浮上した。
その後は安定した走りや、ライバルの戦線離脱もあって13位でフィニッシュした。そしてレース終了後、上位ドライバーにペナルティが科されることが決定。これにより佐藤は今シーズン最高位となる12位へ繰り上がった。
Photo by Kimi sato official
[STINGER レーシングナビ]