松下信治、勝てるレースで不運–GP2第3大会レース2
圧倒的な速さを示しながら、松下信治はバクーに勝利を刻めなかった。
ヨーロッパGPのサポートイベントとして行なわれたGP2で、松下信治が惜しいレースを落した。
松下信治は、土曜日のレース1を、予選2番手からスタートし、ファステストラップを記録しながら、超高速の集団スリッストリームでおい落とされる形で6位に甘んじたが、リバースグリッドの3番手からスタートするレース2で、レース1同様鋭いダッシュを見せてトップに立ち、ジワジワと差を広げて2位以下を置き去りにしていた。
しかし、度重なるアクシデントの3度目のリスタートで、熱くなって強引なアプローチで1コーナーに飛び込んできた2番手のマルツェロに当たってあえなくリタイアとなった。
レースは、最終ラップまで激しいバトルを展開したガスリーを振り払ったジオビナッツィが、レース1に続いて仕留め、”バクー・マイスター”の称号を手に入れた。
2016GP2第3戦レース2トップ10
1. A.ジオビナッツィ
2. P.ガスリー
3. S.シロトキン
4. J.キング
5. A.マルケロフ
6. S.カナマッサス
7. N.ジェフリー
8. A.ピック
9. A.リン
10. M.キルチョファー