シロトキン、完璧な勝利–GP2第7大会レース1
2ストップの作戦を見事に的中させたシロトキン。
F1GP第12戦ドイツGPのサポートレースとして並催されているGP2第7大会のレース1が、ホッケンハイムで30日に行なわれ、ポールポジョンからスタートしたATRのセルゲー・シロトキンが、アクシデントが連発してバーチャルセフティカーが何度も入った大混乱のレースを、2回タイヤ交換の戦略を完璧に組み立てて優勝した。
シロトキンのチームメイトの松下信治は、12番手からのスタートだったが、こちらも2回のタイヤ交換で終盤に賭け、残り10周で12番手からジリジリと前車を追い落したが、9番手まで追い上げたところで38周レースのチェッカードフラッグが振られた。
松下信治は、グイグイと差を縮め、2秒ほどの差に詰め寄ったもう1台をパスできていれば、上位8台のリバースグリッドとなるレース2のポールポジションからスタートできたことろだったが、惜しいレースを終えた。
レース2は、31日日曜日の午前中に、27周のスプリントとして行なわれる。
◆2016GP2第7大会レース1トップ10
1. S.シロトキン ART
2. L.ジオット トライデント
3. P.ガスリー プレマ
4. R.マルチェロ ロシアン・タイム
5. A.ピック ラパックス
6. O.ローランド MPモータースポーツ
7. G.マリヤ ラパックス
8. A.リン ダムス
9. 松下信治 ART
10. キルチョファー カリーン