松下信治のモナコGP2レース1
ARTのコンビ。右のバンドールンは、モナコでも速かった。松下信治は、速さを見せつつ、苦しいレースがつづいている。
GP2シリーズに挑戦する松下信治は、金曜日に行なわれたGP2第3大会レース1を12番手からスタートしたが、スタートで隣のガスリーがジャンプスタートし、スタートがやり直しになった。その瞬間、多くのドライバーが、エンジン回転を上げていたところでガスリーの件でスタートやり直しになったことを察知してアクセルオフしたために、センサーが関知してエンジンをストールさせた。
松下信治もその一人とだったが、原因を作ったガスリーのみがピットスタートのペナルティを受けて、やり直しのスタートが切られた。
スーパーソフトを履いていた松下信治は、予定通り7周終了時点でタイヤ交換に入ったが、ピットアウトした時に前にいた遅いクルマをトンネルで口でパスしようとしたが、相手が譲らず、シケイン手前でそのマシンとガードレールにはさまれる形で態勢を崩してクラッシュ、レースを終えた。
レース後に、松下信治の行為が審議されグリッドダウンのペナルティが出されたが、すでに7周リタイアで最後尾だったため、一端はピットスタートも検討されたようだが、最後尾からレース2をスタートする。
レース2は、土曜日午後16時05分にスタートする予定。
◆GP2第3大会レース1トップ6
1. S.バンドールン ART
2. A.ロッシ レーシングEng.
3. S.カナマッサス MPモータースポーツ
4. A.ピック カンポス
5. S.シロトキン レパックス
6. .Jリール カーリン
リタイア. 松下信治 ART