GP2を面白くするロシアの逸材シロトキン!!
2位のロッシ(左)とバンドールン(右)を従え、ポールポジョンから優勝したセルゲイ・シロトキン。
イギリスGPのサポートレースとして行なわれているGP2第5大会のレース1で優勝したシロトキンは、レース後にふてぶてしいコメントを発した。
「チームがいい仕事をしてくれてすべてがうまく行った。苦労すると必ず見返りはあることが分かったよ。最後は、普通ならリスクを避けてゆっくり走るんだろうけれど、マシンが完璧だったのでプッシュしてファステストラップを取りにいったんだ」
シロトキンが記録した1分42秒734は、29周レースの28周目に記録されたものだった。
シロトキンは予選でもバンドールンを破ってポールポジョンを奪った。松下信治のチームメイトであるスタッフェル・バンドールンの独り舞台だったGP2に、強敵が現れた。
そして、そのシロトキンに続いて、2位を走っていた松下信治に、ますます期待がかかる。
photo by GP2