日産、GT-Rが23年ぶりにバサーストで総合優勝
23年ぶりのGT-Rによるバサースト優勝に貢献した千代勝正。
日産は、2月8日(日)にオーストラリア・バサーストで行われた「バサースト12時間レース」に参戦し、ニスモアスリートグローバルチームからエントリーしたGT-R NISMO GT3、35号車が総合優勝を達成した。
35号車は、千代勝正、ウォルフガング・ライプ、フローリアン・ストラウスがドライブし、GT-Rがバサーストで優勝するのは1992年のR32GT-R以来、23年ぶりの快挙となる。
早朝5時50分にスタートしたレースで、予選3位の好位置につけたGT-Rは、スタート・ドライバーのライプがロケットスタートを決め、2位を維持してレースを展開した。
その後も好ペースを維持し、114周目には首位に立つことに成功。そして千代勝正も力強い走りを見せた。
その後、ピットインとセーフティ・カーによる順位の変動もあり、終盤にGT-Rは3位を走行。アクシデントによりセーフティ・カーによるラップはレース終了残り4分まで続いた。
グリーンライトが点灯すると、千代が一気にダッシュをかけて、上位2台をパス。これで首位に立ったGT-Rが逃げ切り、23年ぶりの優勝を飾った。
Photo by 日産自動車株式会社
[STINGER レーシングナビ]