クールスーツなしの勝利!!–スーパーGT第4戦富士GT300
スタート直後。ポールポジョンからスタートした高木真一のARTA CR-Z GT。スタート直後の1コーナー手前ですでに後続車を引き離し、独走で優勝した。
8月9日に富士スピードウェイで行なわれたスーパーGT第4戦のGT300クラスは、ポールポジションから、ARTA CR-Z GTが、テレビ画面への登場がなくなるほどの独走で勝利を飾った。
しかし、高木真一/小林崇志の二人のドライバーにとって、非常に厳しいレースだった。実はスタート前に土屋圭市監督の大英断で、クールスーツを外しての出走だったのだ。灼熱地獄の2時間近いレースを勝ち取った二人は、疲労困憊なが勝利を喜んだ。
トップは、独走だったが、激しい2位争いが展開した。レオンSLS、スタディBMW Z4、グッドスマイル初音ミクSLS、ゲイナー・タナックスSLSとGT-Rが、抜きつ抜かれつのバトルを展開。最後は、レオンSLSが抜けだして2位をもぎ取った。
◆GT300結果
1 ARTA CR-Z GT 高木真一/小林崇志 BS
2 LEON SLS 黒澤治樹/蒲生尚弥 YH
3 GAINER TANAX SLS 平中克幸/B.ビルドハイム DL
4 JMS LMcorsa Z4 新田守男/脇阪薫一 YH
5 VivaC 86 MC 土屋武士/松井孝允 YH
6 GAINER TANAX GT-R A.クート/千代勝正 DL
7 マネパ ランボルギーニ GT3 織戸学/佐藤公哉 YH
8 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口卓人/山内英輝 DL
9 TOYOTA PRIUS apr GT 嵯峨宏紀/中山雄一 BS
10グリーンテック SLS AMG GT3 和田 久/城内政樹 YH
photo by スガワラ写真/SUPER GT