日産、LMP3へエンジン供給
日産のエンジンは人気が高く、LMP2では多くのチームが使用。新マシンのリジェも日産を搭載。
日産は9月18日(木)、新設されるLMP3(ル・マンプロトタイプ3)耐久レーシングカテゴリーへエンジン供給を行うことを発表した。
これにより、2015年のLMP1クラスへの参戦と、現在供給しているLMP2エンジンも含め、プロトタイプ・レーシングカーのカテゴリーを網羅することになる。
LMP3部門は、ACO(フランス西部自動車クラブ/ル・マン24時間レースの主催者)がコスト効率を目指して創設した、メンテナンスが比較的容易なプロトタイプ・レーシングカーで、コンストラクター、チーム、ドライバーにとって耐久レースの入門カテゴリーと言える。
2015年はヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)、アジアン・ル・マンシリーズで参戦が可能となるLMP3マシンは数々のマニュファクチャラーが製作する予定だが、いずれも一台は日産のエンジンを搭載することになる。
供給エンジンはニスモのチューンによる5リットルNAのV8エンジン、日産VK50VEとなる。
Photo by 日産自動車株式会社
[STINGER レーシングナビ]