マクラーレン、P1GTRの最新情報を公開
マクラーレンF1GTR(左)とマクラーレンP1GTR(右)の2ショット。スポンサー名から通称ハロッズ・カラーと呼ばれる。
マクラーレン・オートモーティブは2月18日(水)、マクラーレンP1GTRの最新情報を発表した、
究極のサーキット専用モデルとなるP1GTRは、3月のジュネーブ・モーターショーでデビューする。
今回、公開されたのはリミテッド・プロダクション・フォームで、以前に公開されたデザイン・コンセプトとの大きな違いはカラーリングとなる。
このデザインは、シャシー・ナンバー06RのマクラーレンF1GTRからインスパイアされたもので、95年にル・マンにデビューした5台のうちの1台が纏ったカラーリングとなる。
P1GTRは、これまでのテストを通じて、デザインの改良、空力性能と冷却性能の最適化が行われた。特徴的なリヤ・ウィングは、フロントのフラップと連携してダウン・フォースを発生させ、ロードカーから引き継がれ、F1で使用していることでも知られるDRS(ドラッグ・リダクション・システム)を搭載する。
DRSは、ステアリング上のスイッチを推すだけでウィングの角度を32度から0度まで変化させることが可能で、ドライバーは状況に応じて、適切な角度を設定することができる。
また、サーキットを想定してパワートレインは全面的に見直され、徹底した軽量化と、各種パーツがレース用に開発されたものへと置き換えられている。
Photo by McLaren Automotive Limited.
[STINGER モーターナビ]