ジャガー・ランドローバー、新技術 「バイク・センス」を発表
ジャガー・ランドローバーは26日(月)、自転車やオートバイの巻き込み事故を防ぐことを目的に、潜在的な危険を警告する新技術「バイク・センス(Bike Sense)」の研究開発を発表した。
「バイク・センス」は、複数の車載センサーが、周辺状況や接近者を感知し、自転車、オートバイを見分け、感知するとドライバーが気づくよりも先に、潜在的な危険に対して警告を行う。
警告の際には、一般的な警告シンボルや音は脳が処理するのに時間がかかるため、人が本能的に危険と関連付けられるような音や光を用いているのが特徴となっている。
また、ドライバーがバイク、自転車との位置関係を瞬時に把握できるように、音声システムでは、自転車のベルやオートバイのクラクションの音が、接近してくる方向に最も近い箇所にある車載スピーカーから発せられる。
そして、運転席のシートの上の部分が作動し、ドライバーの左右どちらかの肩を軽く”叩く”ことにより、ドライバーは無意識のうちに、叩かれた肩ごし後方に視線を向け、危険に気づくことが可能となる。
[STINGER モーターナビ]