千代勝正、またもや殊勲!!
6時間レースを闘い抜いたボールリカールの表彰台。中央で、風格を漂わせる千代勝正。
千代勝正がオーストラリアの伝統のバサーストに続いてGT-Rで海外レース今期2勝目を記録した。
6月21日に、フランスのポール・リカール・サーキットで行なわれたブランパン耐久シリーズは、60台以上のツーリング/GTカーが出走する激戦。
予選7番手グリッドのNissan GT-R NISMO GT3は、まずは千代のドライブでスタートを決め、目前で発生したクラッシュも巧みに回避。2番手にポジションアップ。レースをリードするランボルギーニを追い、ピットのタイミングを巧みに利してトップを奪い、そのまま6時間を走りきった。
千代にとっても、日産にとっても、ブランパン耐久シリーズでの初の総合優勝となった。
千代組の23 GT-Rは、ブランパン耐久シリーズプロクラスのドライバーズランキングで現在ポイントをリード中、次戦は、スパ24時間レースが控えている。
千代はレースを振り返り、以下のように喜びを語った。
「ブランパン耐久シリーズで初の総合優勝を達成出来て、本当に嬉しいです。6時間ほぼスプリントの様な緊迫したレース展開の中で、常にチーム全員がミスなくレースを運べたことが勝利に繋がったと思います。またGT-Rも常に速さと安定感がありました。車を仕上げてくれたチームに感謝しています」
「個人的にはレース中のファステストラップを記録できたこともとても嬉しいです。今回もたくさんの応援ありがとうございました。次戦はスパ24時間とさらにタフなレースが予想されるので、またチームと一丸になって頑張りたいと思います」。
photo by NISSAN GLOBAL