リスキーなコースでブエミ圧勝!!
ロンドンのど真ん中で、2014-2015フォーミュラE第10戦の
決勝レースが行なわれ、アラン・プロスト・チームのセバスチャン・ブエミ(右の写真)がポールポジョンから優勝した。
この勝利はブエミはのシーズン3勝目、ニコラス・プロストと合わせて4勝目となったプロストのe.dams-Renaultが、チームタイトルを決定した。
一方、ドライバーズチャンピオンシップは、同じコースで行なわれる明日の最終戦が、ネルソン・ピケJr.、セバスチャン・ブエミ、ルーカス・ディ・グラッシの3人のタイトルマッチになることが決まった。
また、開幕戦の佐藤琢磨に続く二人目の日本人としてアムリン・アグリのステアリングを握った山本左近は、久々に参戦したレースを17番手からスタートして数台をパスしたが、29周のゴールまで8周のところで、バッテリーマネジメントシステムのトラブルか、力なくコース上にストップしてレースを終えた。
明日は、8時15分から45分間と10時半から30分間のフリー走行を経て、12時から12時55分の間に4グールプに分けられた予選が行なわれ、16時(日本時間25時)に、狭くてバンピーな17のコーナーを持つ1周2.2925kmのコースで、29周の闘いの火蓋が切って落とされる。
◆2014-2015フォーミュラE第10戦トップ10
1. S.ブエミ e.dams-Renault
2. J.ダンブロジオ Dragon Racing
3. J-L.ヴェルニュ Andretti
4. L.ディ・グラッシ Audi Sport ABT
5. N.ピケJr. NEXTEV TCR
6. s.バード Virgin Racing
7. N.プロスト e.dams-Renault
8. L.デュバル Dragon Racing
9. S.サラザン Venturi
10. S. de シルベストロ Andretti
リタイア 山本左近 Amlin アグリ
photo by FormulaE