レッドブル・エアレース開幕戦でニコラス・イワノフが勝利
2016年の開幕戦はニコラス・イワノフが勝利を飾った。
3月12日(土)、アブダビでレッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップの開幕戦が開催された。トレー二ング・セッションが予定されていた3月9日(水)は激しい嵐で予定がキャンセルになるほどの悪天候だったが、決勝は無事に好天に恵まれた。
シーズン初戦の今大会は、フランスのニコラス・イワノフが初優勝を飾った。
日本の福島を拠点とする室屋義秀は、東日本大震災発生からちょうど5年が経つこともあり、「Wings for Fukushima」のワッペンをチームウェアにつけてレースに臨んだが、無念の敗退となった。
また今回のコースは、ゲート3のクラウドライン※が非常に狭く、大きくターンができないため小さくターンすると規定の10Gを超えてしまう難コースになっており、規定速度を下げる措置がとられたが、それでも日本の室屋を含めた多くのパイロットがここで無念の敗退を喫した。
次戦は4月23日(土)、24日(日)にオーストリアのシュピールベルクにて開催される。
※クラウドライン:観客の安全を守るために越えてはいけないセーフティ・ライン
Photo by Red Bull Content Pool
[STINGER レーシングナビ]