レッドブルが富士山でおもてなし飛行
霊峰富士をバックに飛ぶレッドブル･エアレースの3機。手前が室屋。
6月1日（水）に、レッドブルの室屋義秀が、今年一杯で引退を表明しているナイジェル･ラム、マルティン･ソンカと共に富士山上空で”おもてなし”飛行を行ない、3,776メートルの活火山”Fuji-san”の息を呑 むような絶景をトップパイロットたちに披露した。
究極の三次元モータースポーツRed Bull Air Race World Championship（レッドブル・エアレース・ワ ールドチャンピオンシップ）2016年シーズン第3戦目は、昨年に続いて千葉市の幕張海浜公園で、6月4日（土）に予選、6月5日（日）に決勝を行なう。
昨年は、のべ 12 万人の観衆が幕張海浜公園のレースを観戦。室屋は最速タイムを記録したも のの、オｰバｰGで敗退したが、今年は、最速を持続し、自身初の優 勝を目指している。
室屋は、観客席から向かって右端に位置する”ダブルループ”が勝利の要としており、マルティン･ソンカ、ナイジェル･ラム、総合 1 位に 位置しているドイツのマティアス･ドルダラー、続くフランスのニコラス･イワノフ、そしてオーストリアの ハンネス・アルヒとの激しい戦いが予測される。
今年は、千葉開府890年という節目の年となり、記念すべき節目に10万人の来場者を迎えるための体制作りや、街ぐるみの「レッドブル・エアレース千葉 2016」歓迎プロモーションが行われている。
また、F1のパドックに当たる臨時滑走路とハンガー(飛行機格納庫) は、こちらも去年同様浦安市に設営される。市制施行35周年を迎え、新庁舎が完成したばかりで活気付く浦安市に、大勢の選手やチームスタッフが滞在している。
レッドブル・エアレース 2016 千葉のレース観戦チケットの詳細/最新情報は http://rbar.jp/で。
photo by Jörg Mitter/Red Bull Content Pool
