佐藤琢磨、インディカー継続を発表!!
2013ロングビーチのウィニングショット。来年、再演を目指す。
佐藤琢磨が2017年もインディカー・シリーズに参戦する。12月2日、新たに所属するアンドレッティ・レーシングから参戦継続が公式に発表された。
すでに噂では、アンドレッティ・オートスポーツでインディカー8年目を走ることが伝わっていたが、118戦して5度の表彰台、5度のポールポジション、1度の優勝のキャリアを、名門のアンドレッティ・オートスポートでさらに伸ばすことになった。
アンドレッティのリリースは、Hondaエンジンを搭載したNo.26のマシーンを駆る佐藤琢磨を”ベテラン・レーサー”と表現し、代表のマイケル・アンドレッティのコメントを伝えた。
「複数のドライバーと共同作業を行う大きなチームに加入した経験がなかった琢磨は、4人のドライバーとチームが一体となる新たな体験をスタートする。レーシングドライバーとして素晴らしい経験を積んでいるので、我々のチームに加わることで、さらに成長し、能力を伸ばし、多くの成功を収めることを楽しみにしています」。
「最も楽しみなのは、彼のオープンな人柄。フレンドリーで、大きな励みとなります。彼の個性はチームにとっても重要な役割を果たすと思うし、ライアン、アレクサンダー、マルコとも上手くやっていけるのと信じている」
2017年ベライゾン・インディカー・シリーズでライアン・ハンターレイ(No.28 DHL Honda)、アレクサンダー・ロッシ(No.98
ホンダ)、マルコ・アンドレッティ(No.27 hhgregg Honda)の3名とともに4台体制でシリーズをスタートする佐藤琢磨は、「マイケルならびにアンドレッティ・オートスポーツとの交渉を終え、とてもうれしく思っています」とコメント、以下のように続けた。
「アンドレッティ・オートスポーツとは切っても切れない関係にあるHondaとともに、今、彼らは最高の状態にあると思う。チームはあらゆるコースでコンペティティブな力を発揮してきた。とりわけ、過去数年間のインディ500でのスピードには目を見張るものがあり、新しい環境でレースを戦うのが待ちきれない気分です」
photo by [STINGER]HONDA