日産、使用済みバッテリーを活用した実証実験を発表
日産リーフの使用済みバッテリーを再利用し、実証実験を行う。
日産は13日(木)、日産とフォーアールエナジー株式会社※1は、株式会社エナリスと協力して、「日産リーフ」の使用済みリチウムイオン・バッテリーを複数組み合わせ、大容量蓄電池システムとしてビルの電力マネジメントに活用する実証実験を行うことを発表した。
このシステムは、日産の先進技術開発センターに使用済みリチウムイオン・バッテリーを24台分設置し、エナリスが提供するディマンドリスポンス(DR)サービス※2に対応させるもので、電力供給を滞らせることなく電力料金を削減できる大容量蓄電池システムの利用方法を実証する。
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※1 フォーアールエナジー株式会社:日産と住友商事株式会社により、電気自動車で使用した後の蓄電池を自動車用途以外に再利用していく目的で、2010年9月に設立
※2 ディマンドリスポンス:電力供給側からの要請に基づき、需要側の消費パターンを変化させることで、需給バランスを保つ方策。
Photo by 日産自動車株式会社
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