トヨタ、夜間視認性を高める新照明技術を開発
次世代照明技術、LEDアレイAHSのイメージ図。
トヨタは26日(水)、次世代照明技術の「LEDアレイAHS」を開発し、2015年に発売する新型車に採用すると発表した。
新開発したLEDアレイAHSは、一列に配置した複数のLEDをハイビームの光源に使い、それぞれを独立制御することで、先行車・対向車を眩惑することなく従来型※よりも広い範囲を照射することが可能で、様々な走行シーンに応じた配光制御を実現している。
また、ステアリング操作に連動してカーブの先を照射し、視界確保を支援するカーブ時配光機能を装備。LEDアレイAHSはこれらの機能を組み合わせ、夜間走行時の視界確保を支援する。
※従来型:車載カメラで対向車や先行車のヘッドランプ・テールランプを認識し、ヘッドランプに装備された遮光板を制御することで対向車・先行車の眩惑を防ぎながらハイビームを使用可能とする。
Photo by TOYOTA MOTOR CORPORATION.
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