ジャガー、超音速自動車による世界最速記録樹立をサポート
超音速自動車ブラッドハウンドSSCと、ジャガーFタイプ。
ジャガーは27日(木)、ブラッドハウンド・ワールド・ランド・スピード・レコード・チームとパートナーシップを締結し、世界最速記録を樹立するプロジェクトをサポートすることを発表した。
この計画では、超音速自動車「ブラッドハウンドSSC(Super Sonic Car)」による、2015年に地上最速記録更新、2016年に時速1,000マイル到達を目指すとともに、次世代の科学者やエンジニアに刺激を与えることを総合的な目標としている。
ジャガーは、最高出力550PSのジャガー製5.0リッターV8スーパーチャージド・エンジンの提供など、技術面でサポートを行う。ジャガーのエンジンはSSCの油圧装置を駆動し、ロケット・エンジン用の酸化剤ポンプの動力として搭載される。
さらに、コックピット設計もサポートし、電装系、油圧系、エンジン始動、制御システム、安全監視、そしてブレーキなど、システムを精密に制御できるよう、最高の操縦環境を整える。
また、ジャガーは記録への挑戦を支援としてドクター・カーを2台提供する計画も発表した。すでに11月初旬に南アフリカ共和国のハクスキーンパン砂漠でAWD仕様の「Fタイプ R クーペ」を使用した重要な通信テストが実施された。
Photo by Jaguar Land Rover Japan Limited
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