トヨタ、アメリカでアプリ開発イベントを開催
アプリの起動画面のイメージ。
トヨタは、新しいクルマづくりや楽しみ方のヒントを得ることを目的に、6日(土)、7日(日)に、米国カリフォルニア州で、「つながる」クルマのアプリ開発イベント「Onramp Challenge」を開催した。
イベントには、起業家、ベンチャー企業、IT企業のプログラマーで構成される20チーム以上が参加。組織の枠組みを超えて、広く知識・技術の結集を図るオープン・イノベーション方式で実施された。
当日は24時間以内で「安全運転」「運転の楽しさ」「エコ運転」というテーマのもと、優れたアプリの開発ができるかが競われ、カメラを備えたラジコンヘリが走行車両を自動追従・撮影し、空中からの車両走行映像を楽しめるアプリを開発したチーム「Eye in the Sky」が優勝した。
またイベントでは、サイオン・ブランドの小型FRスポーツカー「FR-S」(日本名:86)6台が用意され、車載されたアプリ連携プラットフォームCAN-Gateway ECU※の通信仕様「Vehicle Data Visualizer(VDV)」を初めて一般ユーザーに公開した。
※:Controller Area Network-Gateway Electronic Control Unit。車載コンピュータ同士の通信に広く使われているCANの信号を一般のアプリクリエーターが理解しやすい標準仕様である、USBメモリや、Bluetooth等の近距離無線の信号に変換して公開するプラットフォーム。
Photo by TOYOTA MOTOR CORPORATION.
[STINGER モーターナビ]