Red Bull Kart Fightの澤田真治が四輪レースデビュー
2012年のRed Bull Kart Fight World Finalのときの様子。
イタリアのイモラで10日(金)から12日(日)に開催されるFIA-F4に、2012年のRed Bull Kart Fight World Finalで世界一に輝いた澤田真治が参戦することが6日(月)に発表された。
当時、最年少の13歳で優勝した澤田真治は、今回ユーロ・ノヴァ・レーシングから参戦し、4輪レースのデビューを果たすことになった。
■澤田真治
「僕の大きな目標は、F1ドライバーになって表彰台の真ん中に立つことです。2012年、初めて海外でカートレースを経験しました。見るもの聞くもの、体験したことすべてにおいて違う世界を見ました。この先に進みたいと言う思いがより強くなり、自分の将来を強く考えさせられました」。
「本場ヨーロッパでレースがしたいという目標がはっきりと見えてきました。世界に出るとなれば、コミュニケーション能力がもっと必要になります。そのために英会話を勉強して、ヨーロッパで通用するドライビングを習得していこうと思います。多くのレースに参戦して、ライバルの誰よりも速く走りたいと強く思っています」。
「今年7月、イタリアのアドリアでフォーミュラカーを初めてテストしてから約3ヵ月半、いよいよ待ちに待った日が目の前に近づきました。チームメイトを含めてライバルは、フォーミュラカーでの走行経験や実戦経験が豊富なドライバーばかりですが、気持ちを強く持って戦ってくるつもりです」。
「ヴィンチェンツォ・ソスピリ社長をはじめとするユーロ・ノヴァのスタッフの皆さん、ユーロ・ノヴァに所属する先輩ドライバーの皆さん、ここまで僕を支え続けてくださったカートレース時代の友人や知人、そして僕をずっと応援してくれている家族に感謝しています」。
「フォーミュラカーデビューは僕にとって大きな一歩ですが、あくまでも通過点です。2012年の「Red Bull Kart Fight World Final」で優勝した僕を祝福してくださった、世界で活躍するレッドブル所属ドライバーと同じ舞台に早く立てるよう 今後も全力を尽くします。皆さまのご声援をよろしくお願い致します!」 。
Photo by Olaf Pingnataro / Red Bull Content Pool
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