【SGT】第1戦決勝、KeePer TOM’S RC Fが逆転優勝
不安定な天候に悩まされた開幕戦は、平川 / カルダレッリが優勝を決めた。
4月5日(日)、岡山国際サーキットで今季のスーパーGT開幕戦、決勝レースが開催された。
決勝レースは、スタート前に雨は止み、各チームがタイヤ選択に頭を悩ませた。
レースはポール・ポジションのKeePer TOM’S RC F、アンドレア・カルダレッリが快走。
序盤からリードを築いていくが、ウエット・タイヤを選択していたため、乾いていく路面でグリップ低下に悩まされた。カルダレッリは懸命にレースを続け、3位をキープした。
その後、再び雨が降りだし、ここで状況が好転した。カルダレッリは遅めのピットインで平川亮と交代。平川は速さを見せ、再びKeePer TOM’S RC Fが首位に返り咲いた。
ここからも不安定な天候に悩まされることになったが、終盤に雨が降りだすと、タイヤを温存させていた平川がペースアップを決断。猛烈な勢いで首位のマシンをパスし、そのまま逃げ切って逆転優勝を飾った。
GT300クラスは、TOYOTA PRIUS apr GTが優勝。タイヤ選択とマシン状態が好調で、序盤からリードを広げての圧勝となった。
第1戦岡山 決勝リザルト
GT500 | |||
順位 | マシン | ドライバー | タイム/差 |
1 | KeePer TOM’S RC F | 平川 / カルダレッリ | 2:12’00.419 |
2 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT | 山本 / 伊沢 | +42.663 |
3 | ZENT CERUMO RC F | 立川 / 石浦 | +44.265 |
出場マシン:15台
GT300 | |||
順位 | マシン | ドライバー | タイム/差 |
1 | TOYOTA PRIUS apr GT | 嵯峨 / 中山 | 2:12’24.300 |
2 | ARTA CR-Z GT | 高木 / 小林 | +42.376 |
3 | Audi R8 LMS ultra | ライアン / 藤井 | +1lap |
出場マシン:23台
次戦、第2戦は5月2日(土)、3日(日)に、富士スピードウェイで行われる。
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Photo by TOYOTA MOTORSPORTS
[STINGER レーシングナビ]