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【WEC】トヨタTS040 HYBRID、WECで日本初の栄冠!!

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2位と4位で最終戦を締めくくり、メイクスタイトルを獲得したトヨタTS040 HYBRID。

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復帰初年度の最終戦に優勝という見事な締めくくりを演出して見せたポルシェ919Hybrid。

ブラジルのサンパウロで11月30日に行なわれた2014WEC最終戦で、トヨタTS040 HYBRIDを擁するトヨタ・レーシングが、日本のメーカーとして初めて、スポーツカー世界耐久選手権のメイクスタイトルを決めた。

WECは、ルマン24時間を頂点とするスポーツカーによる耐久シリーズで、トヨタTS040 HYBRIDは、今年行なわれた8レースのうち5勝を記録する圧倒的な強さで、耐久レース王者アウディと、メインカテゴリーに復活した強豪ポルシェを押えて栄冠を手にした。

最終戦のウィナーは、予選で1-2を奪うスピードを見せたポルシェ919HYBRID。しかし、ポールポジョンのマーク・ウェバー組はトラブルで遅れ、さらに終盤、ウェバーがドライブ中に最終コーナーでGTE-proクラスのフェラーリと接触して激しくクラッシュ、2番手からスタートした僚友の⑭が6時間レースを勝ち抜いた。

レースは、ウェバーのポルシェ919HYBRIDdのクラッシュでセフティカーが導入され、そのままチェッカードフラッグを迎えた。ウェバーは、最終コーナーアウト側に激突したリヤ部分を特に激しく破損し、火の手が上がったマシンから救出されてストレッチャーに載せられたが、観客の心配に右手を高く上げて無事を伝えた。
また、今回のレースを最後に引退を表明していたルマン24時間に9度優勝している名手トム・クリステンセンは、3位表彰台でモーターレーシング人生の締めくくりを飾った。
第8戦サンパウロ 決勝リザルト
順位 クラス ドライバー チーム / エンジン ラップ
1 LMP1 デュマ / ヤニ / リーブ ポルシェ / ポルシェ 249
2 LMP1 デビッドソン / ブエミ トヨタ・レーシング / トヨタ 249
3 LMP1 クリステンセン / デュバル / ディグラッシ チームヨースト / アウディ 248
4 LMP1  ブルツ / サラザン / コンウェイ トヨタ・レーシング / トヨタ 248
5 LMP1 ロッテラー / トレルイエ / ファスラー チームヨースト / アウディ 248
6 LMP2 インペラトーリ / ブラッドレー / ホウソン KCMG / 日産 225
8  GTE Pro マコウィッキ / ピレ チームマンタイ / ポルシェ 221
9  GTE Pro リゴン / カラド AFコルセ / フェラーリ 221
10  GTE Pro ブルーニ / ヴィランダー  AFコルセ / フェラーリ 220
13  GTE Am ラミー / ダララナ / ナイギャルド AMR / アストンマーチン 219
19 LMP1 ハイドフェルト / ベシェ / プロスト レベリオン / トヨタ 211
22  GTE Am フィッティパルディ / ピエールグイディ / セガール AFコルセ / フェラーリ 186
23 LMP1 ウェバー / ベルンハルト / ハートレイ ポルシェ / ポルシェ 236
※日本チーム、日本人ドライバー、F1経験ドライバー、スーパーGTドライバーのリザルトを掲載しています。

■予選情報はこちら

Photo  by TOYOTA RACING / PORSCHE
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