【WEC】 中国大会フリー走行でトヨタが1-2タイム!!
富士で優勝した⑧トヨタTS040 HYBRIDがトップタイム。
WECは、富士スピードウェイの日本大会から3週間、舞台を中国の上海サーキットに移して、10月31日金曜日にフリー走行を行ない、トヨタTS040 HYBRIDが、1-2フィニッシュを決め6時間レースに向けて先のいいスタートを切った。
午前と午後に行なわれたフリー走行は雨見舞われたが、いずれもトップタイムを記録したのは、前回の優勝でシリーズポイントリーダーとなったアンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミが駆るトヨタTS040 HYBRID。アレックス・ブルツ/ステファン・サラザン/中嶋一貴の7号車が僅差で続いた。
4輪駆動1000馬力のトヨタTS040 HYBRIDは、これまでの5レースで3勝を挙げ、マニュファクチャラーズ選手権でも2位に8点差でトップを堅持している。
ちなみに、フリー走行1でトップタイムを記録したブエミは、31日が26歳の誕生日だった。
中嶋一貴は、周回数は少なかったものの、「TS040 HYBRIDの戦闘力は高そうなので良いですね。まだバランスが完全ではないので、セットアップを少し変える必要はあると思います。この状況でセットアップをうまく改善するのは難しい作業ですが、データを見ながら予選の前までには決めたいと思います。一日目としては全体に良かったと思います。あとは天気がどうなるか、ですね」と余裕のコメントを残した。
明日の土曜日は、予選が行なわれ、日曜日に6時間レースの決勝が予定されている。
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