【WEC】日産、2016年のWEC LMP1クラス参戦中止を発表
ル・マンに参戦したGT-R LM NISMO。2016年のWEC参戦が期待されていただけに、非常に残念な結果となった。
日産は12月23日(水)、2016年のFIA世界耐久選手権(WEC)LMP1クラスへの参戦を取りやめることを発表した。
日産はLMP1クラス唯一となるFFのLMP1マシン「GT-R LM NISMO」を開発し、2015年のLMP1クラスに参戦した。
しかし、開発の遅れやハイブリッド・システムの不具合により、ル・マン24時間レースのみの参戦に留まり、思うような結果を残すことはできなかった。
チームは目標とするパフォーマンスを実現するために開発を続けてきたが、今回、目標の達成が困難だと結論づけ、より長期的なレース戦略の策定に集中することを決定した。
日産は今後、LMP3クラスを含めたエンジン供給を通じて世界耐久選手権へのサポートを継続する。
Photo by 日産自動車株式会社
[STINGER レーシングナビ]