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WEC第2戦トヨタ陣営レース後のコメント

TOYOTA WEC Team (2).jpg
一時は2台そろって表彰台の展開も見えていたトヨタTS050 HYBRID。次のルマンはさらにハードルは高くなるが、期待したい。

5月7日(土)スパ・フランコルシャン6時間レースで、4時間時点で中嶋一貴/アンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミが首位を独走していたTOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRIDは、突然のエンジントラブルで脱落して総合26位、アクシデントに見舞われながら3位を走行していた6号車の小林可夢偉/ステファン・サラザン/マイク・コンウェイも中盤のトラブルでリタイアに終わった。

“無念の結果”に関係者は以下のようにコメントした。

佐藤俊男 チーム代表
「週末を通じ性能面での向上を確認することができたが、レース結果は厳しいものとなった。前戦シルバーストーンと比較し明らかな向上を果たせ、ケルンのチームスタッフとトヨタ東富士研究所の努力に改めて感謝したい。レース中盤を過ぎた時点まで安定して速いラップタイムを刻みながらトップを走行することができたが、2台共エンジンにダメージを受けた。原因を究明し、次のルマン24時間レースに向けて対策を講じたい」

中嶋一貴
「今日は難しい日となってしまった。ダウンフォースレベルのセッティングも良く、タイヤ選定も、戦略も上手く行っていた。さらに、TS050 HYBRIDは非常に競争力が高いことが分かり、それを証明できた。本当に勝てるチャンスはので、残念としか言いようがありません」

アンソニー・デビッドソン
序盤は良かっただけにとても悔しい。テストでは十分な距離を走って来ましたが、初めてのトラブルでした。気持ちを切り換えてルマン24時間レースを頑張ります」

セバスチャン・ブエミ
「満足とは言えないけれど納得している。パフォーマンスについてはこの週末を通して満足の行くものでした。今は、ルマンに向けて照準を合わせています」

小林可夢偉
「満足出来る結果には結びつかなかった。良い走りは見せることが出来ただけに、とても残念。しかし、TS050 HYBRIDの性能の高さは確認出来たので、ルマンでは期待して下さい」

ステファン・サラザン
「2台とも最高の性能を発揮出来ていたので、揃って表彰台に立てるはずでした。とても残念ですが、走行フィーリングは良い感じなのでル・マンに向けては期待が出来ます」

マイク・コンウェイ
「ミスを犯してLMP2のクルマに接触して、レースは苦しくなってしまったが、2台揃って表彰台は狙えたと思う。しかし、現実は厳しいものだった。戦略は悪くはなく、上手く行っていたと思います」
photo by TOYOTA
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