【WEC】日産が新たなドライバーを発表、松田次生がル・マンへ
今回発表されたのは、松田次生、ハリー・ティンクネル、オリビエ・プラの3名。今後さらに6人が追加発表される。
日産は2月5日(木)、今季のFIA世界耐久選手権(WEC)および、ル・マン24時間レースに参戦するNissan GT-R LM NISMOのドライバー3人を発表した。
フランスのパリで、ACO(西部自動車クラブ / ル・マン24時間レース主催者)によるシーズン前の記者会見で発表を行い、松田次生、ハリー・ティンクネル(イギリス)、オリビエ・プラ(フランス)の3名の起用を発表した。
世界中から9名のドライバーが集められる予定で、残りの6名や、ドライバーの組み合わせは今後に発表される。
また、WECには2台がエントリーし、ル・マン24時間は1台追加した3台体制で臨む。ル・マンでのカーナンバーは、#21(ル・マン)、#22、#23(WEC)となることも併せて発表した。
今回、トップカテゴリーであるLMP1クラスのドライバーに抜てきされた松田次生は、昨年はスーパーGTでタイトルを獲得し、2013年のWECでは、富士ラウンドにLMP2クラスからスポット参戦した。
イギリス出身のハリー・ティンクネルは、2014年のヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)で活躍し、初参戦のル・マン24時間ではLMP2クラス優勝を果たしている。
フランス出身のオリビエ・プラは、世界屈指のスポーツカー・ドライバーのひとりであり、LMP2では強豪ドライバーとして活躍。WECの富士ラウンドにも2012年の初年度から来日し、参戦している。
Photo by 日産自動車株式会社
[STINGER レーシングナビ]