【WEC】日産、マックス･チルトンをドライバーに起用
アレックス･バンコム（左）とマックス･チルトン（右）が、GT-R LM NISMOの最後のドライバーに選ばれた。
日産は3月2日（月）、世界耐久選手権（WEC）とル･マン24時間レースに参戦するGT-R LM NISMOの最後のドライバー2名を発表した。
日産は、レギュラー･ドライバーであるアレックス･バンコムに加え、昨年までマルーシア･F1･チーム（現マノー）のドライバーとしてF1で闘っていたマックス･チルトンの起用を発表した。
チルトンは2013年、14年にマルーシアからF1に参戦。デビュー･シーズンで全レース完走を果たした史上初のドライバーとして注目を集めた。
その速さとミスのない正確なドライビングが日産にとって大きな戦力になるとして、チルトンは今季のWECにフル参戦することになった。
バンコムはFIA GTなど、キャリアの多くを日産と共にし、「日産の秘密兵器」の異名を持つ、日産にとって重要なドライバーのひとりだ。
今年のル･マンでは、松田次生、ルーカス･オルドネスと共に、21号車のGT-R LM NISMOをドライブする。
さらに、日産は今週に米国フロリダ州にあるセブリンク･インターナショナル･レースウェイでテストを続けることになっており、チルトンもこのテストに参加することになっている。
Photo by NISSAN
[STINGER レーシングナビ]
