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ヤリスがデイ3でトップに浮上!!–WRC第2戦

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トヨタ自動車株式会社モータースポーツマーケティング部は、 WRC第2戦ラリー・スウェデンの3日目(2月11日土曜日)に、ヤリ-マティ・ラトバラのヤリスWRCがトップに立ったことを伝えた。

デイ3は、スウェーデンのトルスビューを中心に計125.38kmの7SSが予定されていたが、SS9が、”高速すぎた”ことからその復路のSS12が中止になるという異例のハイスピードバトルとなった。前日リタイアのユホ・ハンニネンは、修復されたマシンで再出走、総合23位でデイ3を走り終えた。

ラトバラはデイ2までのペースを維持していたが、トップのティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)の最終SSでの痛恨のクラッシュ/リタイアでトップに浮上。2位オット・タナックと3.8秒差、徐々に追い上げているラリー・スウェーデン2連勝中のディフェンディング・チャンピオン、セバスチャン・オジェーに16.6秒差で最終日を迎えることになった。2位と3位はいずれもMスポーツ/フォード・フィエスタ。

トミ・マキネン・チーム代表は、「今日は1日の最後に大きなドラマがあった。ヤリ-マティは1日を通してライバルと上位を争ったが、明日はさらに激しい戦いになるだろう。どう戦うべきか判断に迷うが、ヤリ-マティは最後まできちんと走りきる事を優先すると思う。ユホは、今後に向けてのテストを実施しながら今日1日を走ったが、彼のおかげで有効なフィードバックを得ることができた」とコメントした。

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ヤリ-マティ・ラトバラは、「昨日に続き、今日も良い1日となった」と充実の1日を満面の笑顔で振り返った。
「降り積もった雪で路面はかなり滑りやすく、特にダウンヒルセクションでは、パンクと錯覚するほど、コントロールが難しかった。午前中はスペアタイヤを2本搭載して走ったが、ロングコーナーでオーバーステアが強く、スペアタイヤを1本搭載のライバルに対し苦戦した。1本積みに変更した午後はペースを上げることができたが、スタッドタイヤの摩耗に苦しみタイムを失ったが、マシンもチームも日々どんどん良くなっている。明日の最終日はとても重要なので、ベストを尽くして戦いたい」

ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)
「長い距離を走ったことで経験値をさらに高めることができ、有益なテストもできた。今年は自分たちにとって学習の1年。各イベントへの出場を通してできるだけ多くを吸収し、成長できればと思っている」

ラリー・スウェーデン デイ3の結果(現地時間2月11日21時00分時点)
1. ラトバラ/アンティラ  トヨタ・ヤリス WRC 2時間04分59秒3
2. タナック/ヤルヴェオヤ フォード・フィエスタWRC  +3.8s 
3. オジエ/イングラシア  フォード・フィエスタWRC  +16.6s
4. ソルド/マルティ ヒュンダイi20クーペWRC  +1m39.5s
5. ブリーン/マーティンシトロエンC3WRC  +2m04.5s
6. エバンス/バリット フォード・フィエスタWRC +3m44.7s 
23 ハンニネン/リンドストローム トヨタ・ヤリスWRC +23m00.6s

photo by GAZOO RACING
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