トヨタ、若手育成ドライバーがWRC第8戦にスポット参戦
左から新井大輝、勝田貴元、そしてトミ・マキネン。2人はトミ・マキネンの指導のもと、WRCを目指す。
トヨタは4月5日(火)、「TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラム」で育成を続けている若手ラリードライバー、勝田貴元、新井大輝が7月29日(金)、31日(日)にフィンランドで開催されるWRC第8戦に、RC2※クラスからスポット参戦すると発表した。
現在オーディションで選ばれた2名はトミ・マキネンの協力のもと、欧州でトレーニングを積んでいる。2016年度は1月にフィンランドの雪道で走行訓練を重ね、フィンランド国内選手権の第1戦から第3戦に出場した。
第1戦では、新井がクラス2位、総合3位という好成績を納める活躍を見せた。今後は7月の欧州ラリー選手権第6戦に参戦し、7月末のWRC第8戦に挑戦する予定となっている。
※:WRCの6クラスのうち、ワールドラリーカーを使用する最上位クラス(RC1)から1つ下のクラス。
Photo by TOYOTA MOTOR CORPORATION / TOYOTA GAZOO Racing
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