スーパー耐久最長の10時間–スーパー耐久第5戦『富士スーパーテック10時間耐久レース』
SUPER耐久第5戦『富士スーパーテック10時間耐久レース』は、静岡県の富士スピードウェイで3日日曜日に決勝レースを行ない、永井宏明/佐々木孝太/銘苅翼のフェラーリARN Ferrari488GT3が、星野敏/荒聖治/近藤翼のD’station Porscheの追撃を振り切って優勝した。
これまで9時間だったスーパー耐久の最長記録を更新するレースになったが、スタートは朝8時。夕闇迫る18時にゴールを迎え、10時間で走行した周回数は、4.563kmのコースを335周。トータルで1528.605kmを走行した。
TCR車両とドリームレーサーの組み合わせでで注目されるModulo CIVIC TCRは、アクシデントや、初の耐久レースという難題をクリアーして2台が完走、黒沢琢弥/加藤寛規のベテランを要する98号車が、シリーズチャンピオンに王手をかけた。スタート時間の設定は、昼間に10時間を完結させるためであり、そもそも世界的に聞き慣れた12時間ではなく10時間という設定も、近隣住民への配慮を考慮したもの。富士スピードウェイでは、来年6月に24時間レースが計画されており、今後、周辺の理解と協力を求めていく。
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