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青木拓磨のジャガーI-ペースeトロフィー–レース

ベルリンで行なわれているフォーミュラEのサポートレースとして行なわれているジャガーI-PACE eトロフィー第6戦は、オフデイを1⽇挟んで暑い⼟曜⽇を迎え、レース1回と明⽇のダブルヘッダーに向けて予選が2回が待ち受けている。

セットアップの変更で速さを取り戻しているタクマは、1回⽬の予選で7位とポジションを上げてきたが、セッション終盤に壁にヒットしてしまい、クルマにダメージを負うこととなった。

5分後に始まった2回⽬の予選までに修理が叶わず、タクマは曲がったステアリングロッドで予選を⾛ることになり、11位となった。

7番グリッドからスタートしたタクマは、今⽇から使⽤する新しいトラックに設けられたS字コーナーで競り合うなど、積極的なレースを⾒せ、7位と6位を前後するが、7周⽬で6位に浮上すると、先頭集団5台から離されないが追い付けない小康状態が続き、最終ラップ1周前にはポジショ
ンを落とすが、最終ラップで再度6位に返り咲いてフィニッシュをすることになった。

クルマのセットアップの⽅向性が⾒えてきたことで、操縦性が格段に良くなっており、今後の活躍が期待される。

次は、明⽇9⽇のダブルヘッダー戦となる。

⻘⽊拓磨
「クルマは格段に良くなっています。充分な速さで先頭の5台も⾒えています。ほとんどのラップでタイムが安定して速かったので、アタックモードを使う必要がないと判断していました」

「終盤にアタックモードを使⽤した時、1回⽬は正常に作動したのですが、2回⽬3回⽬にはミスと何らかの異常で作動せず、トップ5に追いつくために計4回もアタックモードのラインを⾛りました。全般にレースペースは良く、Proクラスの6位(総合7位)で終えられたのは、これからのレースに向けて嬉しいところです」

フェリー・スピーケルマン監督
「すごいレースでした。タクマは良い予選位置からクリーンなスタートを決めましたが、1 コーナーで他車に接触され、リヤフェンダーに軽いダメージを負いました」

「レース中彼のラップタイムは安定して良いものだったけれと、アタックモードの発動には2回失敗してしまい、これが上手くいっていれば、トップ5に近づいていたはずですが、今⽇⾒られた進歩はとても嬉しく、明⽇のレースには期待をしています」

【STINGER】

photo by TEAM YOKOHAMA CHALLENGE 事務局

 

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