ディ・レスタ、「このチャンスを1年半待ってた」 — 【ハンガリーGP(土) コメント】
ウィリアムズ・マルティーニ・レーシング【ハンガリーGP フリー走行3 、予選 / コメント】
◆ポール・ディ・レスタ(体調不良のフェリペ・マッサの代理で参戦)
フリー走行3=マッサが担当(17位) / 予選=19位
「この18時間はいそがしかったよ。万が一のために備えてたけど、どうなるかわからなかった。ナーバスだったし心配だったよ。トラックに出ていくとき、自分の能力がどれほどかわからないからね。今朝はテレビ番組に出演するために11時にシャツにアイロンをかけてたんだ」。
「でも正直、マシンに乗ってすぐに快適だって感じられたよ。驚くようなことは何もなかったし、とにかくラップをこなせるだけこなせればいいワケだからね。いきなり予選に放り込まれたんだから最上級に難しい状況だったよ。4周で何とかしないといけないかったから大仕事だったけど、正直、すぐにここまで仕上げられるとは思ってなかったんだ。ブレーキのセッティングやセットアップ、ステアリングのスイッチは全部フェリペ(・マッサ)仕様だったから、このセッションまで彼がやってくれた状態で僕が引き継いだ。もちろんそれはもっと最適化できるけどね。ただ、マシンに乗ってスピードと自信を増すっていう点で、僕自身にも改善できるところも多い」。
「現行のマシンはこれまで走らせてきた中でも特に特別だね。いきなり予選だって言うんだからタフな仕事だけど、そういうものだからこのチャンスを活かさないとね。このチャンスを与えてくれたウィリアムズに感謝してる。クレア(・ウィリアムズ/チーム副代表)、フランク(・ウィリアムズ/チーム代表)卿、ありがとう。マシンに乗るチャンスをもらったし、チームは僕のスキルを信頼してくれてる。僕はきっとそれに応えることができるハズだよ」。
「チームは素晴らしい仕事をしてくれた。僕はこのチャンスを(ウィリアムズに入ってから)1年半待ってたし、すべてのミーティングに出席して注意を払ってたかいがあったよ(笑) 。今日はすごく特別だね。F1のマシンに乗ったらホームに帰って来たみたいな気持ちだったし、チームは可能な限りベストを尽くして僕の準備に当たってくれたよ。明日に向けて長くて難しい一日になるけど、同時に僕はこのチャレンジと、それからどうなるかがすごく楽しみだよ」。
【翻訳:STINGER】
Photo by WILLIAMS F1 TEAM / LAT Photographic