リカルド、「MGU-Hの故障を疑ってる」 — 【メキシコGP (日)】
レッドブル・レーシング【メキシコGP 決勝 / コメント】
◆ダニエル・リカルド
グリッド=16番 / 決勝=リタイア
「スタートでできることをやったし、かなり接戦になってて色々起きてたけど、上手く前進できたと思う。今朝、ヘルムート(・マルコ/レッドブルのモータースポーツ・コンサルタント)に1ラップ目の最後には7位まで上がるって話してたんだ。何周か必要だったけどその位置に行けたし、(残りのレースに向けて)かなりよさそうな感じだった。多分6ラップ目かな、ターボから変な音がし始めて、それでパワーがなくなったよ。足を引きづるようにピットに戻ったけど、それでもちろんレースは終りだよ。金曜日はよさそうだったけど昨日の午後は状況が悪化して、今日はさらに悪くなった。昨日の夜に新しいパワーユニットを乗せたんだけど、今はMGU-H(熱エネルギー回生装置)の故障を疑ってるよ。エンジンになにか根本的な問題がありそうだし、ここではこの2年でレースをしてるんだから、予期できないことがあるハズはないんだけどね。たぶん高地と気温に対して折り合いをつけるのがすごく難しいんだろうし、僕らの一部にとってはかなり手厳しい週末だったよ。また序盤でリタイアだから残念だし、マックス(・フェルスタッペン)がシーズン序盤に経験した状況みたいだし、楽しくはないよ。ブラジルではこれ以上ペナルティを貰いたくない。どうやって笑ってるかわからないし、内心かなり傷ついてる。僕にできることはないよ。(自身では)状況を変えることはできない」。
【翻訳:STINGER】
Photo by Red Bull Racing / Getty Images/Red Bull Content Pool