フェッテル、「パフォーマンス・レベルは10年前と同じぐらい」 — 【バルセロナ・テスト1 – 3日目】
スクーデリア・フェラーリ【3日目 / コメント】
◆セバスチャン・フェッテル
「(今日の周回数の139周は)多いけど、決して十分じゃないよ。(理解を深めるための)データを与えてくれるテストのためだからね。それに、新しいレギュレーションに沿って造られたマシンは見た目もドライブの仕方も去年までとかなり違ってる。マシンのパフォーマンス・レベルはダウンフォースが増して10年前と同じぐらいになったけど、同時にマシンはかなり重くなってる。それからもっと身体的な負担がかかるし疲れも感じるけど、冬休み明けだからそれは普通のことだけどね。タイヤも変わったし、挙動はもっと安定してる。大体予想してた感じだよ。マシンはコーナーで速くなったし、ストレートはドラッグ(空気抵抗)で遅くなった。だけど走るのはすごく楽しいよ」。
「ポテンシャルに関して考えをまとめるにはまだ時期尚早だよ。僕らは自分たちのプログラムに集中してるし、ほかのチームがしてることにはほとんど注目してないしね。冬のあいだ、最善のカタチでここに着けるようにずっと準備してきたんだ。ただ、開幕戦にはまだ4週間あるし、プログラムの中でやらないといけない仕事がたくさんある。終盤で止まっちゃったのは大したことはないよ。上手く機能しないものを試してただけだからね」。
次回の担当ドライバー:キミ・ライコネン
【翻訳:STINGER】
Photo by Ferrari S.p.A / FERRARI MEDIA