ガスリー「このトラックは世界数周分と同じぐらい走ってる」 — 【スペインGP プレビュー】
レッドブル・トロロッソ・ホンダ【スペインGP プレビュー】
◆ピエール・ガスリー
「僕はここで数千ラップは走ってるんじゃないかな。ここは2.0リッター、3.5、GP2(現F2)といったF1以前のカテゴリーでもほとんどのテストで使われるサーキットだからね。シミュレーターでの仕事はいつもバルセロナに焦点が当てられるしね。だからこのトラックは世界数周分と同じぐらい走ってるよ。ここをよく知ってることは別にして、いい思い出もあるよ。僕はここでルノー2.0のタイトルをつかみ取ったし、2015年にトロロッソのサポートで初めてF1のマシンを走らせたから、バルセロナにはいい感触があるね」。
「今年の僕らの冬のテストはそこで上手くやれたから今から早く走りたいし、すごく速いぺースとポイントゲットを望むよ。カタルーニャのトラックで速いマシンはどこに行っても速いってよく言われてる、たぶんね。ただ、このトラックには独自の性格を持ってる。予選がカギになる。知っての通り、戦略で上手く立ち回る以外はレースでオーバーテイクするのが難しいからね。F1の予選はいつも難しいよ。走れる時間が(Q1~Q3に)分けられてるから(1つのセッション中に)基本的にたった2回ぐらいしか走れないからね。それに、トラフィックとか、何かしらの問題が発生したらそのうちひとつのチャンスを失うっていうのはエキサイティングだよ。余計に上手く決めないといけなくなるからね。そういう側面は好きだよ」。
「バルセロナは(母国の)フランスからそんなに離れてないから友達や家族も来てくれるから、それはナイスだよ。(そういうことで)集中力を欠く要素なんてないから注意散漫になることはないよ。友達と夕飯を食べながらリラックスした夜を過ごすのはいつだって楽しいことだからね。それはヨーロッパに戻って来たときの楽しいことのひとつだし、より応援してもらえるよ」。
【翻訳:STINGER】
Photo by Red Bull Toro Rosso HONDA