アロンソ、「ああいう状況じゃただマシンに乗ってることしかできない」 — 【シンガポールGP (日)】
マクラーレン・ホンダ【シンガポールGP 決勝 / コメント】
◆フェルナンド・アロンソ
グリッド=8番 / 決勝=リタイア
「スタートは素晴らしかったよ。マシンはアメージングな滑り出しでいくつかポジションを上げて3位まで浮上したけど、そのあとに間違ったタイミングに間違った場所に行ってしまった。マシンの中では何が起こってたのかわからなかったし、僕が分かったのはターン1で何台かクラッシュして、それが僕にヒットしたことだけだった。ああいう状況じゃただマシンに乗ってることしかできないし、それ以外にできることはないね」。
「あいにくそのクラッシュのダメージは大きすぎた。コクピットからはどれだけダメージを負ったのかわからないけれど、マシンの感触はよくなかったしオーバーステアがひどかったからチームにダメージの具合を聞いてみたけど、彼らもテレメトリーを失ってて完全に状況を把握できない状態だった。結局は電気系のトラブルでストップせざるを得なかったよ」。
「モーターレーシングの世界では時々こういうことが起きるものだし、あいにくそれが今日僕らに起きてしまった。僕らはこのレースにかなり期待してたし、僕らはウェット・コンディションにかなり強いだけに失望も余計に大きいよ」。
「ガッカリな夜だったけど、実際はポジティブで楽しい週末だったよ。チームは素晴らしい仕事をしてくれたし、2週間後のセパンではもっとツキが巡ってくることを願うよ」。
【翻訳:STINGER】
Photo by McLaren Honda/LAT Photographic