アロンソ「今年から取り組み方がだいぶ変わりそう」 — 【ロシアGP プレビュー】
マクラーレン・ホンダ【ロシアGP プレビュー】
◆フェルナンド・アロンソ
「ソチ・アウトドロモはいろんなチャレンジが組み合わさった面白いサーキットだし、今年のレギュレーションだと取り組み方がだいぶ変わりそうだね。例えば、去年はターン3はトリッキーだったし、マルチ・エイペックス(エイペックスが複数ある)な左曲がりだったから、コーナーの途中で体勢を崩さないためにはマシンのコントロールとバランスがしっかりしてないといけなかった。でも今年はほぼ全開で行けるだろうから、このサーキットを走ってみてどんな感じか確かめるのが楽しみだよ」。
「ここにはほんの少し曲がってる2つのストレートと高速コーナーがあるから僕らのパッケージにとってはチャレンジングなサーキットだろうけど、同時に僕らのマシンはかなりバランスが取れてるから、このサーキットを独特にしてる90°のコーナーが多いっていう要素を最大限に活かいしたいね。テクニカル的にはストリート・サーキットだけど全体的にかなり高速だし、トラック自体はワイドだから接戦を演出してくれるし、オーバーテイクも生まれやすいよ」。
「ここ数戦、僕らはいくつかの信頼性の問題に苦労させられてきたし、ソチで2台揃ってフィニッシュできたら僕らにとってはポジティブな結果だよ。(自身は参加しなった)バーレーンでのテストでもマシンとパワーユニットの両方から貴重なデータがたくさん集まったことに満足してるし、マクラーレン・ホンダのみんなが可能な限り僕らの発展を助けるために一生懸命に働いてくれてることは分かってる。シーズンは長けど、改善するにはレース間の時間は長くない。特にフライアウェイ(ヨーロッパ以外のラウンド)だとね。だからテストの最終日にこなしたラップ(パワーユニットのトラブルで初日は16周、最終日の2日目は81周)を見ると僕らにとってはかなりポジティブだし、きっとこれからの数戦にとってプラスになるハズだよ」。
【翻訳:STINGER】
Photo by: Joe Skibinski
※リリースの内容はオリジナルと同じですが、一部構成をSTINGERで加工しています。