リカルド「アップグレードでメルセデスやフェラーリと渡り合いたい」 — 【スペインGP プレビュー】
レッドブル・レーシング【スペインGP プレビュー】
◆ダニエル・リカルド
「バルセロナはカレンダーのなかでもいいサーキットのひとつだし、いろんな要素が少しずつ詰まってる。ターン1、2それから3はすごく流れのいいコーナーだし、最終セクションはすごくテクニカルだよ。ラップの最後はかなり低速で、そこでタイヤ(のパフォーマンス)が落ち始めるから、だからラップをクリーンにまとめるのがすごく難しいんだ」。
「バルセロナからはエナジー・ステーション(ヨーロッパ・ラウンドから登場するレッドブルのモーターホームにある食堂。レッドブルも飲み放題)もあるのはナイスだし、より準備しやすい環境になるよ。これから数カ月はそれがあるし、だから自室で生活できるってことになる。それでプライバシーが保てるし、お気に入りのスナックを食べたりトレーニング器具を使ったり、自分のシャワーを使えるから自宅にいる気分になるよ」。
「アップグレードでメルセデスやフェラーリとしっかり渡り合えるチャンスを作り出してほしいし、少なくともギャップを埋めてほしいね。それがバルセロナからって理由は、すべてをファクトリーに戻すにはすごく忙しかったし、(比較的ファクトリーに近い場所でのレースが続く)これからは素早い改善を期待したい。それは同時に、舞台裏で働くみんなが(その仕事ぶりに対する)ご褒美が貰えるってことになる。アップグレードが機能してくれるときはだれにとってもポジティブなことだからね」。
「今年、バルセロナで初めてハードなタイヤを使うことになる。それが僕らの助けになるかならないのかはわからないけど、誰にとってもプラス材料になるとは思わないよ。タイヤは(ハードよりも柔らかいタイヤでも)すでに十分な硬さ(耐久力)があるし、ハードは硬すぎるだろうしね。きっとバルセロナは暑いだろうし、そうであればハードも機能してくれるだろうけど、もし寒ければ誰にとっても厳しくなりそうだね」。
【翻訳:STINGER】
Photo by Red Bull Racing / Getty Images/Red Bull Content Pool