アロンソ「オーバーテイクは不可能ではないし、いつも通りに闘う」 — 【アゼルバイジャンGP プレビュー】
マクラーレン・ホンダ【アゼルバイジャンGP プレビュー】
◆フェルナンド・アロンソ
「バクーは素晴らしい街だし、成功した去年のグランプリ初開催のあともまたアゼルバイジャンでレースをするのがすごく楽しみだったよ。僕はバクー大使だからほかの仲間や同僚たちよりもずっと長く過ごしてるし、F1のレースのホストとして、本当にクールなロケーションだよ。僕らは文字通り、歴史的な古い街の中心部を走るし、旧市街の壁がこのレースのために、新しいステージとして完璧な環境を作り出してるんだ」。
「カナダでは僕らの初ポイントまでかなり近いところまで行けたし、またそのときもリタイアを味わうことになったけど、僕らはより強い決意をもってバクーに向かうよ。ただ、今週末がトリッキーだってのは明らかだね。パワーユニットの問題を抱えたあとだから(年間使用上限数を超えたパワーユニットの交換で)ペナルティを受けることになるだろうし、(トラックの)狭さ、高速なストレート、タイトなコーナーっていう特性からオーバーテイクは難しいってことになる。それでも不可能ではないし、いつも通りに闘うよ」。
「バクー・シティ・サーキットはカレンダーのなかで最速のストリート・トラックだから、ドライバーからすると両側から壁が迫ってくる中であんな高速のレースができるのはすごくエキサイティングだよ。いつも通り、僕らにとってはスタートが重要なポイントだから、土曜日の予選に間に合わせるために金曜日のセッティングを正しくこなすことが一番重要なことだね」。
【翻訳:STINGER】
Photo by McLaren Honda/LAT Photographic