ヴァンドーン、「ポテンシャルあるだけに完走できなくて残念」 — 【中国GP (日)】
マクラーレン・ホンダ【中国GP 決勝 / コメント】
◆ストフェル・ヴァンドーン
グリッド=15番 / 決勝=リタイア
「僕には短いレースだったけど、最初はかなりエキサイティングだったよ。フェルナンド(・アロンソ)も僕もいいスタートを切って、最初の数ラップは混戦のなかにいたけど、ピットストップのあとのポジションはよくなくて、そこからはちょっとトリッキーだったよ。ただ、僕らのぺースはかなり期待が持てるものだった。スリック(ドライ・タイヤ)を履いてからはかなり速さがあったし、プッシュしたいときにプッシュできたよ。マシンはコーナーでの感触はすごくよかったよ。自信も持てたし前のライバルたちとのギャップも詰められたよ。ただ、路面が乾き始めるとすぐにスピードの違いに気が付いてオーバーテイクがすごく難しくなったんだ。僕らのストレート・スピードではほかのマシンに対抗しきれなかったからポジションを上げるのは難しかったよ」。
「17周目にパワーがなくなったんだ。ハッキリとした原因はわからない。ただ、たぶん燃料系の問題だと思う。今日はフィニッシュできなくて残念だよ。ポテンシャルはあったし、一緒に闘ってたほかのマシンに対して僕らのマシンはコーナーで速かったからね。パワーが落ちるのを感じたし、すぐにパワーが低くなってるのがわかったよ。理想的な状況じゃないし、最後まで走り切りたかったよ」。
「中国ではあまり走れてないけど、これが今の僕らのいる状況だからね。ここに来る前から分かってたし、来週のバーレーンではきっともっと上手くやれるハズだよ。今回から得られたポジティブなこともあるよ。シャシーもよくなってきてるし、フェルナンドも僕も自信をもってプッシュできてるしね。すぐによくなってほしい。限られた時間内でそれをこなしていくのは難しいし、見守るしかないね。バーレーンは上海とはまったく違うサーキットだし、いつも通りベストを尽くすよ」。
【翻訳:STINGER】
Photo by McLaren Honda/LAT Photographic
※リリースの内容はオリジナルと同じですが、一部構成をSTINGERで加工しています。