F1に参加するのは10チーム。レースでのチーム力の差は歴然だけれど、モーターホームは下位チームも、“流石F1”と唸ってしまうポテンシャルだ。
ヨーロッパが舞台の通称ヨーロッパラウンドは、飛行機を使わずに陸路でマシンやパーツを運べるので、トランスポーターと呼ばれる専用トラックでつながれ、F1のパドックには、全チームのトランスポーターとホスピタリティを行うモーターホームが並ぶ“F1村”が完成する。
ピット側に、マシンやパーツを運ぶトランスポーターが並び、多くのチームの作戦参謀ルームもそこに用意される。
通路を挟んだパドックの反対側には、ゲストやチーム関係者、そして報道関係者にランチをサービスしたり、商談も行えるホスピタリティスペースに返信するモーターホームが並び、とても美味しい料理がサービスされるんだ。▲こちらがモーターホームの列。ドライバーの個室もモーター日ホームの中に用意されているから、パドックではたくさんのドライバーに会える。
▲威風堂々のメルセデスのモーターホーム。しかし、ホスピタリティの能力では、レッドブルの足元にも及ばない。
▲大きさではレッドブルのホルツハウスが圧巻。トロロッソもここでサービスが行われる。隣にホンダのホスピタリティが寄り添っている。
▲フェラーリのモーターホームは、パスタの美味しさ抜群だ。
マクラーレンのモーターホームは、ブランドセンターと呼ばれるこんなビルに変身する。
ルノーもトランスポーターの間にホスピタリティスペースを組み立てる。ハンガリーの前に交通事故に遭って心配されたけれど、連戦に備えて、2セットのトランスポーターを持っているチームもあるので事なきを得たんだ。
▲アルファロメオノトランスポーターとモーターホームは、パドックの一番奥まったところにあるので、ライコネンは、たくさんのファンにサインしながらの移動が大変。
▲銀座辺りのオフィスと思えるレーシングポイントのホスピタリティだ。
▲こちらはハース。モーターホームがトランスポートしてこうなる。
▲トラックをうまく組み合わせたウィリアムズのピット側のマシンスペース。一番上の写真で、反対側にホスピタリティスペースがある。弱小とは言えないスケールは流石F1だね。
▲オマケ。こんな感じで移動中
photo by [STINGER-Iguchi]