スティングくんのそうだったのか!! ~鈴鹿サーキットの5年契約と、ホンダの復活への期待~
3月2日に鈴鹿サーキットで、日本GPの開催延長が発表された。嬉しかったよ!! いろんなことがアタマの中を駆けめぐって、ますます嬉しくなった、というお話。
まず、2014年から5年契約の発表をしたモビリティランドにおめでとうを言わなくちゃ!! 契約に至るまでの、それこそ契約金に始まるいろいろ詳しい裏舞台を知らないぼくたちは、あ~、決まってよかったなぁ、と思うだけだけれど、ここにこぎ着けるまでには、いろいろな苦労があっただろうと想像できる。
ピットの上にあるスイートルームの壇上で”継続”の発表声明を読み上げたモビリティランドの増田浩社長の声が、とても張りがあって、高い山を乗り超えた嬉しさが現れていたからね。 だから、そういう苦労をしてでも5年契約を実現したかった、ということを感じたけれど、そうなると、その理由が知りたくなる。もちろん、明るい方向でね!!
鈴鹿サーキットとしては、今年で25回目という四半世紀の歴史を刻んだ舞台を残したい、という思いがまずあったと思う。その次に思ったのは、鈴鹿サーキットを運営する株式会社モビリティランドは、本田技研の親族会社だってこと。富士スピードウェイを買い取ったトヨタと少し違って、ホンダの創始者である本田宗一郎さんが、直々に土地探しから開拓したサーキットだからね。
で、日本GPを継続しておきたい理由が、そのホンダ(「2013年Hondaモータースポーツ活動の概要」へリンクしています)にもあるのかな、ってね!!
ここで思い出すのは、2月8日に青山のウェルカムプラザで行なわれたホンダの2013年モータースポーツ発表会で、”F1はどうするんですか?”という質問に対して伊東孝紳社長は、「勉強中です」と答えた。
ぼくには、この答えが、”当然、やります”と聞こえたよ。だって、いままでのイメージなら、”F1の規則は、我々の目指す方向と違うので”というような的外れな答えになっちゃっていたけれど、そうじゃなかったからね。
もともとF1エンジンは、与えられた燃料をいかに効率よく燃やすか、という点で、エコエンジンと同じ。燃費がよければ搭載燃料を少なくできて、マシンが軽くなって相対的ポテンシャルがアップするわけだから。モーターレーシング用のエンジンは、ホントはエコなんですよ、ってことを自動車メーカーはちゃんと世間に伝えてくれなくちゃ困るよね。
さてと、ホンダが復帰したときに日本GPがあるかないかでは、参加する側のモチベーションに違いが出る、ということは誰にでも理解できる。だから、それが5年契約の原動力になったんじゃないのかな、つまり、ホンダは復帰する、とぼく的には考えたいんだ。
それじゃ、いつから、ということになると、これも伊東社長が、明確に表現しています。いやもちろん、いつからどころか、”出ます”なんて一言も言ってない。でも、”勉強しています”という言葉に、その答えが隠れているかな、って。
勉強って、一夜漬けじゃダメなことは誰でも知っている。ハイクォリティのF1であることは当然、伊東社長もお見通し。なので、”勉強の時間”は必要で、エンジン規定ががらりと変わって1600ccのターボになる来年からの参戦は、残念ながらナシ。そんなこんなから、しっかり勉強して、2015年の参戦を目指す、ってことじゃないか、と思うわけ!!
もちろん、”勉強”のためには、現場もしっかり見ておかなくちゃ、ということで、今年のF1会場には、”あれれ、どこかで見たことがある人だなぁ”という関係者にたくさん出会えそうなので、ぼくとしては、今からワクワクしています。もちろん、スティングくんの部屋で、そういう方々をこっそり紹介しますね!!
その2に続く……。
その1 / その2
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