地元の方に聞きました。シンガポールGPの楽しみ方！～ローカル編～
F1シンガポールGPの取材にあたって、ぼく、スティングくんも事前にインターネットなどで調べてみたけど、意外と知られていない本当の楽しみ方が知りたい！ ということで、地元の方に訊いてみようと思います！
今回協力してくれたのは、シンガポールに20年在住のT村さん。シンガポールで『シンガポールお役立ちウェブ』を運営するシンガポール･マスターのT村さんから、F1シンガポールGPの真の楽しみ方を教えてもらいました！
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スティングくん（以下、S）：これまで何回、F1シンガポールGPを観戦されていますか？
T村さん（以下、T）：シンガポールで初開催となった2008年から、毎年観ています。 これまで鈴鹿やマレーシアでも観戦したこともありますが、シンガポールが一番です！
S：ズバリ、その心は？！
T：F1シンガポールGPの魅力は、なんといっても『迫力満点の近さ』と『エンターテイメント性』。常設のサーキットでは味わえないマシンとの距離と、高層ビルから反響して街全体がF1マシン･スピーカーとなる臨場感。それにF1やモーターレーシングのファン以外も楽しめるコンサート。誰もが気軽に楽しめるのが、シンガポール。
S：ストリート･サーキットならではの、地元の方の苦労なんかもあったりしますか？
T：タクシーの運転手などはF1開催中の渋滞には悩まされているかもしれません。でも地元ならではの楽しみ方もあるんです。
S：地元でしか味わえない楽しみ方？！
T：はい、F1開催に向けて街全体が移り変わっていく様子が見れるんです。実は街の準備は3ヶ月も前の6月からスタートするんです。照明の設置から始まり、8月末にはすべてのウォールの設置が完了します。街をあげてのお祭りです！
S：海外から観戦しに来ると、3日～4日のお祭りに感じますが、シンガポールのみなさんにとっては何カ月もかけて作り上げる大イベントなんですね！
S：今回、F1シンガポールGPに来るにあたり、どこで観ようかすごく迷っています。オススメ観戦スポットはありますか？！
T：そうですね、まずはシンガポールGP名物でもある、1人1台のクラシックカーに乗ったドライバーズパレード。 穴場スポットはZONE1の5コーナーの立ち上がり。実は人も少なくてよく見えるんですよ。 次にレースが始まったらいろんなコーナーを歩きまわってZONE4の13コーナーを目指しましょう。このコースの中でも最も低速となるコーナー。 バッチリF1マシンを間近に捉えることができますよ。
最後はコースをぐるっと1周して最終コーナーからポウディウム（表彰台）付近まで戻ってくる。
表彰式の様子や、レース後にまさにさっきまでドライバーが走っていたコースに入ることが出来ます。
シンガポールならではの楽しみ方は、観客席からのクリアな視界だけでなく、歩きまわってコースの随所にあるコーナーや、マシンのスピードを感じること。これにつきます！
S：ありがとうございます！これで100％レースを楽しめそうです。最後に、レースはもちろんだと思いますが、T村さんの今年の楽しみは？?
T：PET SHOP BOYSのライブ！ F1シンガポールGPは、誰もが楽しめるイベントを用意してくれていますよ！
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Photos by
Ryoichi Fukaya / （スティングくん）
高村 拓穂 / （ロータスマシン、トラック写真）
[スティングくん]
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