F1マシンのためのコンポーネント･ボックスをご紹介!（スティングくんです）
パドックを歩いていると、各チームのガレージ裏に、色んなモノが詰まっている大きなボックスが置いてあるのを見ることができる。
こちらはフェラーリ、ライコネン用。箱にはドライバーの名前や、カーナンバーを書いて、どのドライバーのものか分かるようになってる。
うーん、消火器なんかも付いてるね。
こちらは、フォース･インディアのペレス用。
基本的にチームメイト同士の道具は全く同じ仕様、ラインナップで、交換することも可能らしい。但し、なにかひとつでも失くしてしまうと大問題！だから、各ドライバーごとにキッチリ管理徹底されているんだって。
こちらは、ロータスのグロジャン専用のもの。グロジャンの国旗と、名前が書いてる。 よく見ると、コンセントやボタンなども付いている。ただの物入れる箱なわけじゃなさそうだ。
この掃除機みたいな赤い機械は、ブレーキのクーラー。マシンがガレージインする際などに、すぐにブレーキを冷却するための機械だよ。
一見、全部同じもののように見えるけど、「RF＝右フロント」「LF＝左フロント」「RR＝右リア」「LR＝左リア」と印が書いてあって、区別してある。
これは、ぱっと見ても分からないけど、クーラーの大きさや、形が違うんだって。
「F1マシンはあまりに複雑すぎるから、その分、部品や機械も増える。きっちり管理することがなによりも大切なんだ」とロータスのスタッフさんが教えてくれました。
Photos by Ryoichi Fukaya
[スティングくん]
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