もう一度、可夢偉とドメニカリの写真。
▲フェラーリの公式サイトに掲載されていた写真と元の写真。微妙に下が切れていた。
◆イタリア人は計算高い?!
2013年F1GP開幕戦のオーストラリアGPがとっても面白いレースで、K.ライコネンのロータスが優勝したんだけど、2位のアロンソが”レッドブルより前でゴールできたから、優勝と同じだよ”と喜んでいたのが印象的だったね。
そのフェラーリ、可夢偉が11日にWEC(スポーツカーの世界耐久選手権)の発表をしてから、10日が過ぎた。開幕戦を含めて中身の濃い10日間だったけど、もう一回、発表の時の写真を眺めていたら、面白いことに気がついたよ。
WECにはなんにも関係がないドメニカリさんが、私服ではあっても、公式サイトで可夢偉と握手をしているあの写真。後ろに、エンツォ・フェラーリさんの写真と、1970年代にフェラーリでチャンピオンを取ったニキ・ラウダのマネージャーだった今のフェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモロさんが写っている写真が飾られていたことは知ってるよね。
ところが、フェラーリの公式サイトの写真だけど、実は、メディア向けサイトにあった元の写真(上の右側の写真)には、もう少し下まで写っていたんだ。そこに写っていたのは?
握手する二人の後ろの机の上(写真右側)にある、モニターに写っているもの。それは、フェラーリF138、2013年型のニューマシン!!
イタリア人は、アバウトな国民と言われるけれど、実は、簿記を発明したと言われるくらい計算をしっかりする国民なんだ。その中でも、F1を闘っているフェラーリが、なんの計算もなく写真を撮るとは到底考えられない、って思ったんだ。
正式な発表はいまのところ何もないけれど、この写真をじっと眺めて、隠れているヒントを見つけておいて、”その日”が来たときに、「なるほど!」と思えますように!
[スティングくん]