元気の元は、ある。
◆数年前に顔面マヒになって以来、左右の焦点を合わせるのが難しくなった。特に上目づかいで画面を見るのが難易度が高いので、どうしても伏目がちになり、F1のプレスルームで、「眠そうだな」と冷やかされることが多かった。ほっといてくれ。
◆要するに、顔面周辺の筋肉が、マヒで1カ月ほど弛緩している間に衰えて、リハビリ的にいろんな顔をする訓練を思い出しては続けているのだが、目の周辺は小さい筋肉で構成されているのでなかなか効果が現れない。いや、効果が出るほどまじめにやっていない、という意見の方がはるかに正しいけど。
◆疲れるとさらに厳しくなるのだが、よく考えたら、”疲れている”という気分は、自分で作り出しているような気がする。要するに、やる気ないってことの現れとして、焦点を合わせないように誰かがしているに違いないが、明日ゴルフ、とかなると急に焦点が合うことは、書くまでもない。
高橋徹のデビューレースを鑑賞中。猛烈貴重な映像だ。
それにしても、高橋徹の美男ぶり。いまで言う石川遼、斉藤佑樹ばりなことを再発見。
◆その証拠に、南大沢の文化会館の会議室で1970～80年代のビデオを鑑賞する、という集り参加したら、誰もオレのことを”眠そう”とは言わなかった。それどころか、一人ではしゃぎまくりまくりマクラーレン･メルセデス状態（笑）。いや、ビデオの持ち主である高原敬武さんのメカとしてお馴染みのO倉さんや、謎の（なんで謎かというとGCのマッチを配ったり、高原さんの結婚式で配られたゴルフボール=写真を持ってたりする）MCロロンのY田さん、元Cマガジン編集長のF原さんも感心しまくりで、相当興奮して盛り上がってましたけど。
◆で、閉館ギリギリまで観まくりの後、23時頃家に帰り着いて飯食って、これを書く段になると、猛烈疲れて、誰かに観られたら間違いなく「眠そうだな」と冷やかされるに違いないのである（笑）。
◆かくて”人生”をぐるりと1周して、幸せな夕べではあった。
