F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

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	F1で巡りあった世界の空。山口正己ブログ

バチ当たり

110621_takuma.jpg◆21日は、青山の梅窓院で佐藤琢磨選手のお父さんの葬儀。琢磨がインディカーから直行できるこの日が通夜だった。享年63歳と聞いて、少し驚いた。いや、そういわれればそういう年回りと拝察していたが、”琢磨のお父さん”というイメージが、自分よりずっと上だと思っていたからだ。しかし、3つしか違わなかった。

◆焼香を済ませて、琢磨とお母さんと目が合ったらジンときた。お母さんとは、2002年のモナコからの帰りにシャルルドゴールであいさつして以来。いつも笑顔で答えてくれる人なのだ。気が利いた言葉をかけられず、きちんと目を合わせられなくてごめんなさいm(_ _)m。

◆控室で、高校時代の同級生、オレのレースに多大な影響を与えたアルデックス・ジャパンの秋山昌男と久々に体面した。琢磨のカート時代にエンジンを造っていたカート界の古狸だ。秋山が先週優勝したというカートに武蔵野サーキットで乗せてもらってから、なんと42年も経っている。”こんなときしか会えないね”と、最近、葬儀の度に交わすあいさつ。次はオマエだ、と軽口を叩いて、グラスを合わせた。

◆太田哲也選手にも会った。裁判で、弁護士だった琢磨のオヤジさんにお世話になったのだそうだ。いろんな人がいろんなところでつながっている。

◆ホンダの知り合いにも出会えた。震災で大きな被害を受けた後、連絡が取れなかったセナのエンジニアだった木内君(大学の後輩なので偉そうに君付けゴメン)の元気な姿も拝めた。

◆新宿に流れて、研究所のM本S一郎さんと、【荒】の牛タン。ランチが気に入って、いつかゆっくりディナーに、と思っていた長年の夢(でもないか)。会計しようと思ったら、先回りされた。被災地の人に奢ってもらうバチ当たり。ごちそうさまでしたm(_ _)m。

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