空港の間違い!?
◆ルマンの翌日、シャルルドゴール空港近くのホテルに泊まった。65ユーロの安価だが、スーパーGTを闘うアンドレア・カルダレッリが予約してくれた素晴らしいホテルだった。通常使う安ホテルは、たいていシャワーしかないが、湯船があったので、箱根温泉の元を入れて寛いだ。ただし、最初に入ろうとして湯を溜めて入れた一袋は無駄になった。メールやフェイスブックをチェックしていざ、と思ったら、お湯が全部抜けていた。箱根温泉、返せっ!!
◆翌日、13時45分のフライトなので、12時頃到着を目指してホテルをチェックアウト。アネゴから15分毎と聞いていたシャトルが、23分後まで来ない、とフロントのねぇちゃん。”あの~、フランス語が達者な友人が15分置きと言っていたので、と確認したが、次は23分後です”というので、仕方なくパソコンを開いていたら、見慣れたバスが来た。”あれは?”というとフロントねぇちゃん、あ、シャトルドスです!! ありゃっ、と大慌てでパソコンをしまっているうちにバスは行ってしまった(笑)。”ゴメンナサイ!”とフランス人には珍しく謝られたって、取り返せない。次に乗る。
◆easyジェットのカウンターに到着、すでにバーコード入りのチケットを持っていたが、それがそのままボーディングカードになる。13時45分発に備えて、13時15分のゲートクローズドに余裕を持ってセキュリティを通過して搭乗ゲートを確認したら、ミラノ行きのEASY2784の欄に”EXPECTED14:40″と書いてある。ゲゲッ、どうしてオレが乗る飛行機はこう遅れるかな、と感心したが、とりあえず、飯を食って、14時少し前に改めてモニターを確認すると、なんてこったぁ!! オレがチェックインしたフライトは、すでに飛んでいた???
◆納得いかないが、仕方なく一端、外に出て、EASYジェットのカウンターへ。”あなたのフライトはすでに飛んでます”って、そんなこたぁ、百も承知だけどね、EXPECTION14:40″ってなんのこと? と尋ねたら、”シャルルドゴールエアポートの間違いです”だってさ(笑)←(大泣だよ)。
◆しかし、フランス人は間違いを絶対認めない、と多くの人から聞かされているので、仕方なしに60ユーロを払ってチケットを買い直す。そういえば、さっき童夢の林さんから電話があったので、なんならフライトを明日にして、今晩はパリで日本のレースを憂う話でも、と考えた。ミラノで待つ[ROSSO×ROSSO]の協力者であるロッセッラ・メネガェツッ教授に電話して、明日の予定を確認。OKだったので、EASYジェットの窓口に行くと、”明日は150ユーロ、本日なら60ユーロ。即決、本日にした。林さん、お騒がせしましたm(_ _)m。
◆それにしても、モニターの間違いでしたって、そこに腹を立てるより、どうしてこういうことがオレのところだけに起きるのか、不思議というか神秘というか。