実にありがたいAIシステム
◆引越しでいろいろな発見がある。中には嬉しい驚きもなくはないけれど、大方は哀しくなるというかムカつく事態だ。
◆頻発するのは、カスタマーサービスに電話すると、話をしたい会社ではなく、そこから委託で対応しているところにつながって、そこから先に進めないことだ。カスタマーサービスの多くは、いちおう話ができるけれど、肝心なことは通じず、細分化されたセッションの電話番号を伝えてくれるけれど、そこに電話するとまたカスタマーサービスにつながって堂々巡り。
◆特に閉口した、というかいまでもムカツキ中なのは、回線を扱う会社だ。今回の引越しのように、一端引っ越した2階の下の部屋が空いたのでそこに移動する、というような状況は、想定されてAIに仕込まれたパターンに存在しないからチャットをトライしても解決できない。
◆そしてもっと怖いのは、人の頭の中も、その傾向になって、多くの対応がAI化して、サービスの基本というか、『心』が失われていくのを感じること。この恐怖心は日毎に強くなっている気がする。
◆それはともかく、こういうときに限って、書いた文章が、パソコンの暴走(?)で消えたりする。世の中実によくできている、と感心してる場合じゃないか。
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