ウィスキーとレーシングカーの意外な共通点は空力?
◆ギリークラブという元サントリーの渡辺さん主宰のZOOMミーティングに参加した。今日のお題は『ウィスキー』。
◆当選といえば当然だけれど、ウィスキーにもワインのような産地とか日本酒の蔵元があって、アイリッシュ、スコティッシュ、カナディアン、アメリカン、そしてジャパニーズが世界の5大ウィスキーだと知った。
◆ワインや日本酒に比べると、ウィスキーについて、全然知らなかったことを今更ながら認識した次第。
◆中でも興味深かかったのは、蒸留の“釜”が、流体力学を考えた形していたことだった。吹きあがる麦芽の速度をコントロ-ルする目的で、途中の直径が太くなっている。直径が大きくなれば、流れる気流がちょうどキャブレターの逆の原理で速度が落ちる。それがどうウィスキーの醸造に関係あるのか、ということよりも、空力の話がウィスキー作りに出てくるとは思わなかったことが印象的だった。
◆どんなことにも、こだわりを突き詰めると創意と工夫があって、全然関係ないウィスキーとレーシングカーがつながったと、多分、誰もそんなことは考えないと思いつつ、ひとりで面白がった1時間半だった。
【STINGER 】
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